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愛染明王 (梵名 ラーガ・ラージャ)
「ラーガ」とは赤、愛欲の意味で、愛欲煩悩が悟りにつながるものであることを表します。
「ラージャ」とは王の意味で、密教の世界の中心の金剛王と大日如来が変化したお姿だといわれています。
愛染明王は、衆生の苦悩をみそなわして、全身全霊を尽くして願いを叶えてくださる最上・最尊の明王さまです。
平安初期、弘法大師・空海によって唐から伝えられた愛染明王は、愛情などの敬愛、愛敬のほか、開運、息災、増益、調伏、「人と人との縁結び」「人と物との縁結び」を祈る本尊として、老若男女から広く信仰されています。
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全身真っ赤
蓮の上に座っている
頭上には獅子の冠を戴せている
目が3つで、手は6本
手に五鈷杵・鈴・弓・矢・蓮を持っていて、
6本目の手(彼手・空拳)には信者の願い求める物を持たせるといわれている
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